平井堅 – 瞳をとじて
数日前、大通りを渡って伊勢佐木町の方に向かおうとしていて信号待ちをしていたときのことです。
大通り公園のホテル街でデリヘル遊びを終えたと思しきお客様が、永楽町のローソンの前あたりで誰に対してかは分かりませんが電話をかけ始めて…
接客した女子のサービスはその方にとって満足のいくものではなかった、ということは小耳に挟んでいる話の内容で分かりました。
というか…
声がとても大きいので嫌でも耳に入ってきます。
そのうち…
俺は風俗遊びではコスパを…
…に始まって、コスパという言葉を連呼し始めました。
コスパね。
言わんとしていることは分かりますが、
風俗遊びは女性が生身で、その肉体を以てサービスするものであって…
コスパという表現を用いるのはいかがなものかと思いますが。
風俗嬢を物としか見ていないんでしょうね。
例えば…
「コスパ」とか…
「リピはなし」とか…
横文字を縮めて用いている自分は格好いいと勘違いしているのかもしれませんが…
ぜんぜん格好良くない。
…ですよ。
横文字(カタカナ)をやたらと振り回す、縮めて振り回している…
いきがっているガキ。
…単に精神の幼さ、未熟さを露呈しているだけだと思います。
いい年をした大人がみっともない。
こころの中で考えるのは自由でしょうが、大通りを渡ろうとして信号待ちしている私にがんがん聴こえてくるぐらいの大声で…
コスパ。
…を連呼するのはいかがなものでしょう。
信号待ちがもう少し長かったら…
あんた、コスパ、コスパとうるさいよ。
…と当人に向かって指摘していたかもしれません。
白昼堂々、ホテル街のコンビニの前で、人目も気にせず、電話先の相手にコスパ、コスパと大声で連呼している。
まあ、この種のお客様に関しては、因果応報というもので…
接客する女性のほうでも…
60分で6,000円のバックなのに10,000円分の、20,000円分のサービスを要求する…
コスパの悪い客だこと。
…と思っている、そういうお客様であることが少なくないかもしれませんね。
ネットの中でもこの言葉は不快なのに、直に聴かされて、とても不快でした。
では☆